なかむらずいの筒描染

伝統的な筒描染をアレンジした独自の工程紹介



色糊は本来の色よりも見た目が濃く、制作が進むにつれ画面はどんどんどす黒くなり、パッと見では区別がつかないこともしばしば。絵具のような画面上での混色は難しいので、自分で予め作った色から選ぶのですが、隣に同じ色が来ないようにするのが楽しくもあり、大変な作業でもあります。色決めだけで丸一日かかることも珍しくありません。全体の配色の計画を立てつつ、細かい描き込みの部分も決めていき、下絵に番号をメモしておきます。このメモを忘れると、どこにどの色を置いたのかわからなくなってしまうこともあります。とはいえ、完璧に配色を決めたと思っていたのに、何をどこで間違ったのか、染め上がってみたらおかしなことになっていることもままあります。