02 色糊作りと試染
私は各色100gずつ作ることが多いので、1色に含まれるのは最大でも2g程度です。混色するときはそれぞれの比率を決めて、濃度に合わせて量を計算します。例えば、濃度8g/Kで赤:青=7:3の糊を100g作る場合、赤0.56g:青0.24g(計0.8g)としますが、最終的には、季節や天候、染料の状態に合わせて感覚で調整しながら仕上げています。
糊、染料、助剤、温湯で作ります。全量で1kgになるように調整し、その中に含まれる染料の量で濃度を表しています。例えば「20g/K」は、1kgの糊の中に20gの染料を含むことになり、これは色糊として濃色の部類になります。これを元に使う量に合わせて計算して作っていきます。
染料は糊と混ざると、本来の色と全く異なる見た目に変化します。そのため、色糊を作ったら毎回必ず試染を行い、色見本を作成しています。